タイ王国の旅日記 (Thailand)


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遠い昔の記憶を掘り起こして (タイ)

2008年、とある友人といっしょはじめてタイを訪れました。バンコクかプーケットかで悩みまくった末に結局は海が見たい!と思ってプーケットへ^^;


タイ王国へ


成田空港からバンコクまでは4時間半くらい。そこから乗り継いでプーケットまで2時間ちょい切るくらいでした。そのあいだにの待ち時間は1時間くらいだった かな。プーケットについてからは現地の旅行会社さんの送迎車が来ていて、特に渋滞しているわけでもなかったけどもヒルトン アルカディアリゾートホテルまで1時間くらい。結局は Door to Door ではほぼ8時間くらいかかってしまい、これなら香港とかシンガポールのが近かったんじゃないかなーとか思った当時でした。
乗り継ぎで利用したバンコクの空港はとても不思議なつくりで、空港によくある直線エスカレーターみたいなやつ(あれ、なんていうんだろう?)がとてつもないほどひたすらまっすぐにのびていいました。それで30分くらい移動。アメリカのシカゴの空港に降りたときにもすごい広いなーと感じたんですけども、バンコクの空港は直線的な距離ではシカゴよりも長いんじゃないかな?とか思ったほどです^^;

運の悪いことに、移動中の飛行機で友人が激しく咳で苦しんでいて、ホテルについてから熱を計ると高熱(ーー; 2日くらいで友人は回復したものの、交代で私が熱と咳と激しい吐き気に教われて、6泊のタイ旅行は実際には2日くらいしか満喫できなかったという苦すぎるけどどうしようもない想い出に。ちなみにこのホテルには英語の通じるドクターが常時待機しているようで、診察とかお薬をくれたりもしました。海外旅行保険に入っていたから良かったけど、自費だと4万円く らいだったかも(汗)

そのときはまだあまり写真を撮りまくりながら出歩くという習慣が私にはなくて、悔しいことに写真もほとんど残ってなかったりします>< いっしょにいた友 人は英語メインの人だったんでうちらの会話も自然に英語に・・・。諸事情で旅行会社さん経由のコンサルタントの女性もときにはついてくれました。


ヒルトン・アルカディア・リゾートホテル & SPA



当時のわたし、めちゃくちゃガラ悪くてすいません(・・;


ホテルの部屋でちょっとゆっくりしてから、広大なホテル内を散策。このホテルは名前通りにひたすらに遊ぶためのホテルで、滞在したいろいろな人の写真なども飾られてました。パリスヒルトン(思えば彼女の親族のホテルかーと思ったり)、クリントン元大統領、ニコラスケイジ、ショーンコネリー、などなど。アジア では一般的にはチップのシステムはないことが多いですけど、ここでは雰囲気としてはあったので珍しいなーと思いました。


私が最初に目を引かれたのは、プールからすぐ目の前に広がっている深い緑の山々でした。九州には行ったことがないんですけども、西日本の南国ってこんな感じじゃないだろうかとか友人と話してました。山のラインがものすごくなだらかで、切り立ったような感じがないんですよね。圧倒的な大自然というよりは、人にとけ込むような感覚。アメリカでみる山の風景とは全然違うし、「あー、ここはアジアなんだなー」と強く感じたのを思い出します。

あと街の持つ「匂い」。これはちょっと表現がうかばないんですが、ハワイのワイキキみたいに花の香りというわけではないし、何かしら違和感があったので東京とか京都のそれとは違うとは思います。台湾とも微妙に異なるし、なんだろうなー。いまだにちょっとわからないです。


東南アジアの海を望む



滞在したホテルから歩いてわずか1分(汗)のところはすでにビーチでした。ただ、これが日本では予想もできないことなんですがホテルの方から「ビーチはホ テルの敷地ではないので、気をつけてください。」って。気をつけてくださいってどういう意味(・・;

ホテルで適当に水着を買って着替えてからパラソルへ GO~してまったりと2時間ほど。
台湾では海に入ったことがなかったので、プーケットはわたしにとって初めての東南アジアの海でした。色はエメラルドグリーンで、たぶんだけどそんなには深 くなさそう。ゴミとかは人の多さに比べればないほうで、聞こえる言葉は英語が多かったです(単にヒルトンに近いからかも)。

そして帰るときに見知らぬ男性がわたしたちに英語で話かけてくる。それが英語であることはすぐにわかったんですけど、話を聞いてみると

"money. this is no free. 200 for 2 people."

という趣旨のことをいっていて、パラソル席の利用代金が二人で200ドルとか言われてしまった(・・; タイの物価についてはよくわからなかったんですけ ども、これはいかにもぼったくりだと確信していたものの、どういう類いの人か見当がつきようもなかったので、半分まで値切ったところで速攻で支払ってトラブル回避。

そのことを担当のツアーガイドさんにいうと(添乗員さんではなくて、旅先での一種のコンサルタントさん)「それはゼッタイ偽物です。たまにそういう人もいます。この地区はまだ安全ですけども、山の中とか行くと、日本語で何と言うんでしたっけ、そう、山賊もいます」

ええ(・・;!? 山賊とかいるの・・・。何か微妙に内容が食い違ってるのかなとか今でも気になるんですけど、そういうのは現地事情がわからない私にはいまだに謎(ーー;


食事、いろいろ、そして帰国

― 初めて像に乗る
はじめて像に乗りました。頭の中で思い描く像も十分に大きいけども、実際にそれの上に乗ってみるとあまりの巨大さに後ずさった感じでした。像さんの上に二人用の椅子みたいのがセーフティーベルとつきで、そこから落ちたらかなりやばいことをあらわしてました。乗ってみると上下振動が怖すぎてとにかく落ちないように座ってるだけでせいいっぱいの15分。たぶん、二度と乗らないと思う・・・。

― お土産屋さんにて
ツアーではなかったんですけども、諸事情でツアーバスを利用したりもしたので、いくつかのお土産のお店に停まりました。この手の話はどうも日本と同じよう で、いろいろな事情があるしなーとか思いつつ、紹介されたお土産屋さんで結局は断りきれずにいろいろ買ってしまった・・・。今のわたしなら断っちゃうんだ ろうけども(ーー;

― 和食店にて
その和食店で私がとりあえず大げさにびっくりしたのは、正面玄関に飾られているとても精巧なスフィンクスの彫像。え!? ってなった。しかも竹をいっぱい 植えてあるのに・・・。店内はどっちかというと中華風な感じだったんですけど、ゆっくりできたしあまりパンチのきいたとこよりは、とここを手配してくれた のかな^^; と思いとりあえずは安らぎの一夜。

― タイ料理店にて
別の日の夜に「できるだけタイっぽい料理のお店ってないですかね?蟹とか食べたいんですけど・・・」とコンサルタントさんに相談してみると、速攻で探して くれたのでそこへGO。蟹は現地で取れたものなのかどうかはよくわからないんですけども、イメージするタイ料理な感じで美味しかったです☆

体調が万全でなかった日もあったりして、ほんとにすごいもったいないことしちゃったーというかどうしようもないけどもいまだに悔やまれます(ーー;

あ、そういえばタイに旅行する前に、一応は二冊くらいタイ語の本を買っていったりしたんですけども、結局はほとんど覚える時間も気力もないままで、「コップンカー」の一言しか現地語はわからないままに終わった初めての、そしてたぶん最後のタイ。

プーケット島を立って、バンコクについて、成田へ。またいつか来れるのかなーとか思いつつ、もう8年くらい経ってしまいました。。。もしも叶うなら、一度はバンコクを友人と旅したいなぁ・・・。



余談:
ところで、「タイ」の方々は2000年くらい前には、今の中国の南方にあたり「楚」の地域に住んでいたかもしれないという説が言語学の方面でたまに耳にするんですけども、雲南省のあたりに古代タイの残り香があるなら、あってもおかしくはないな~とか思います。


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