旅日記 台湾 (Photo Travel - Taiwan Before)


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今までに掲載してこなかった2008年頃からの台湾の写真。
台湾へは東京の成田空港から行きは4時間を少し切るくらい。帰りは季節にもよるけれどもだいたい3時間30分から速いときはほぼ3時間でつくときもありま す。


台湾昔

公用語は広い意味では中国語だけども繁体字を用いた中国語で、北京語とは若干異なるようです。台北ではホテルとか高級レストランでは英語が当たり前のよう に通じるけども、たいていは通じないことが多いと思う。日本語の漢字の筆談で乗り切るっていう話は、私の個人的な体感だとほとんど神話に近くて、語彙ごとの漢字もほとんどが別物 なので筆談は難しそう^^;
タクシーのドアは日本と違って自動ドアにはなっていません。現地の友達に聞いたところ、自動ドアだと何かあったときに危険だから、タクシーに悪意がないこ との象徴としてあくまで乗客が開けれるようになってるとのこと。あと、日本のタクシーみたいにうざいニュースを流していたりということはあまりなく、せい ぜい音楽しか流れてないです。


山の頂上にあるような猫空みたいなところにタクシーで行くときにはそのタクシーが台北に戻ってくるためにほぼ二倍のチャージになってると思います 。ただ、基本的なチャージが安めなのとロープウェイじゃなくても行けることのメリットは大きいかなーとか思います。



高雄 (Kaoshung)

この街の歴史は作家・司馬遼太郎さんの「街道をゆく」シリーズに興味深く記されています。どうしても Takao と読みたくなってしまうけどもいろいろな事情を考えると Kaoshung のほうが洗練された読み方かなとも思います。

私がこの街をはじめて訪れたのは意外に遅くてたしか2008年くらいでした。それ以前に台湾には10回を越える頻度と合計 でほぼ1年滞在していたので、思ってみればなんで行ったことがなかったのかと当時も不思議でした。

台北のメトロはとても整備されていて今では新幹線みたいのも通ってます。それを使えば台北から高雄のある台南エリアまでほ ぼ2時間ちょい。それでも2時間というのはそれほど広大ではない国土を考えると結構な移動距離かもしれません。


日帰りはできなくはないけれども、せわしないのがあまり好きじゃないので高雄には一泊しました。このときの写真はあまり残っていなくて、高雄自体よりもそ こからフェリーで移動したところにある南のとある島での一枚がコレです^^;


この島からもしも船で東に向かって移動できたら、たぶんだけど2時間もかからずに日本の沖縄に到着するはずです。それくら い近い^^;

高雄の南の島


サトウキビの生ジュースをしつこく紹介しちゃってるんですけど、これはほんとにもうめちゃくちゃ美味しいんでオススメです!!




淡水 / 天母 (Tenmu) / 新北投

この街の歴史もとても古く、明王朝時代の鄭成攻時代にはすでにもとがあったんじゃないかっていうくらいに古いみたいです。実は一度だけ台北から淡水までタ クシーで移動したことがあったんですけども、とても長距離なので一度は「遠すぎるからほか探してください」とそっけなく断られちゃったけど、二台目のタク シーさんで引き受けてくれました。日本円で片道8000円くらいで、相当に高いですけどもどうしても事情がある場合にはありかなーとも思いました。
淡水に ついては別ページにいろいろと写真載せてるのでそちらをどうぞー^^

天母は、「てんむ~」と読みます。単純に当て字らしくて特に文字と関連性はないらしいです^^; この場所はなんていうか 陸の孤島のような感じがいつもします。その理由は、私が台湾によく出入りしていたときは台北を中心に各エリアにメトロで移動可能になっていたのに、なぜか 天母ほどのすばらしい街にメトロが通ってませんでした。とはいえバスは普通に通っているので陸の孤島というのはわたしの感情的な意味ですけども・・・。

この街にいってなんとなく歩いているとすぐに気づくのは基本的にはアメリカ人の街並だということでした。この街では英語が 通じる確率は相当に高いです。東京の比較にならないと思う。


同行していた友人に話を聞くと、かなり有名なアメリカスクールとかもあったりして、その感じは横浜に近いかもしれません。 ただ海からは遠いので湾ではないですけれども・・・。


トニーダイアモンドっていう高級フランチャイズのイタリアンもあって、おきまりのスターバックスにアイスクリームの Cold Stone など、まさにアメリカの情景です。トニーダイアモンドのパスタは1500円のセットで黒トリュフ入りとか生ウニパスタとかも食べれて、とても美味しいで す。


天母にいると、思わずどこのを国に滞在しているのかが曖昧になっている自分に気づきます。



新北投は台湾でも有数の温泉地域で、私の想像なんですけども1950~60年代くらいの日本の温泉街をイメージしてつくられたんじゃないかなって思 います。日本の温泉とは違って水着を着て入るんですが、温泉だけ入ったりもできるみたいです。あともちろん、貸し切りの温泉なら裸でオーケー^^;


西門

この場所はガイドブックに必ず出てきます。私の趣味のひとつに「るるぶコレクション」っていうのがあるんですけど、たいていは「日本の渋谷に似ている」と 紹介されてます。行ってみるとたしかに渋谷っぽいけど、わたし的には渋谷と原宿を足して割ったような感じ。
西門の歴史は長いけれども、トレンドの街になってからはそれほどたっていないと思います。観光で訪れるとしたらこの街が意外に落ち着けるかもしれない。西 門は台湾で最も英語が通じる可能性が高いエリアですけども、基本的には通じないと思ったほうがいい(汗)
あ、そういえば足つぼマッサージをやってくれる専門のお店(医療施設ではないと思う)も多くていろいろ楽しみ。ただ、日本のガイドブックでおすすめのとこ ろでも意外に「めちゃくちゃいたすぎる」ところもあるので行ってみないとわからない感じ。30分マッサージとかでだいたい日本円で3000円未満だと思い ます。



ここで撮った写真データがちょっと紛失していて見つからない(ーー;


九フェン(フェンが変換できない・・・)

この街ほど「タイムスリップ」という表現が当てはまるとこはないと思う。

映画「城塞都市」でも舞台となり、ジブリ作品のコンセプトモデルとなったこともあるとかないとか・・・(わたしそっちは詳 しくないので・・・)。


九フェン

昭和初期の懐かしさが数多く残されているそうです。ただ、あたしは昭和後期生まれなので考えてみるとこういった街並で暮らしたことはないし、ほとんど見た こともないのにどこか懐かしさを感じるのは不思議でした。
この街は台北からバスで揺られること1時間半くらい。残念ながら電車の直通は出ていないのでバスでいくしかないです。あと山道がとても多い上に道が複雑 で、現地の感覚に慣れていない場合には一人ではたどり着けないかもしれない別天地。あ、そういえばそのバスがめちゃくちゃにクーラー効いてるのでジャケッ ト持っていったほうがいいかも。。。
ほんとに山の上にあって、同じ山頂でも「猫空」とはまた違った風情を味わえます。
とりわけ街自体が山頂にあることから眼下を見下ろせるようにテラスつきでつくられているレストランや喫茶はどこもすばらしくて、美味しいし絶景の極み。こ んなとこで食べたらなんでも美味しいよーってくらいに叫びたくなるような天空の風景でした。





ただちょっと気をつけたほうがいいのは、この街は急速に観光名所になっているとはいえ台北に戻るための移動手段が限られて いて、しかもホテルなどもかなり少ないので日帰りで台北に戻るなら夜ご飯を満喫したら8時をラストくらいの目安でいたほうがいいかもしれません。24時間 のコンビニはとても少ないけれどもいくつかはあったと思う。


台湾2013年編はこちら




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